しばしば日本へ向けてミサイルを放つ北朝鮮。アメリカがそんな北朝鮮に「核兵器」の保有を認めるかどうかについて、よく新聞やニュースで話題に上がります。
なぜ「核兵器」を保有しているアメリカが北朝鮮に核保有を認めないのか。結局のところは大国アメリカのエゴに過ぎないとも言われていますが「核兵器」を禁止している日本を守るためでもあります。
核兵器とは内容が随分と異なりますが、夫婦や親子だけで構成される単位の家族のことも「核家族」と言いますよね。
「核」とはコアのことで物事の中心となるもの。夫婦は子どもを産み育て新しい家族と作っていく。そういった事から「核家族」と言われるようになったとも言われています。
「核兵器」「核家族」は英語ではどう表現することができるのでしょうか。
こんな単語や表現を使います
■ nuclear:原子核の、核爆弾の、細胞核の
■ nuclear/atomic weapon:核兵器
■ nuclear/elementary family:核家族
こんな言い方ができます
■ North Korea has been active in developing nuclear technology.
(北朝鮮は核開発に積極的に取り組んできました。)
■ North Korea might have a lot of missiles with a nuclear warhead.
(北朝鮮は沢山の核弾頭ミサイルを持っているかもしれない。)
■ Was the use of nuclear weapons necessary to end World War II?
(第二次世界大戦にて核兵器の使用は必要だったのか?)
■ North Korea’s missiles might deliver an atomic weapon to the U.S. mainland.
(北朝鮮ミサイルはアメリカ本土に核兵器を運んでくるかもしれない。)
■ Majority of families is elementary family in Japan.
(日本では大多数が核家族である。)
■ Nuclear family is becoming more common.
(核家族が一般的になってきています。)
補足
「核」は「nuclear」である事を知っている人は多いと思いますが、語源は「中核」「中心」「原子核」を意味する「nucleus」から来ています。
したがって「核兵器」は「nuclear weapon」が思い浮かびますが「atomic weapon」という表現も可能です。「原子爆弾=atomic bomb」と考えると覚えやすいです。
同様に「核家族」も「nuclear family」ですが「elementary family」という言い方も可能です。こちらの方がイメージしやすいかもしれないです。
実は「核家族」は、もともとアメリカの人類学者ジョージ・マードックが「nuclear family」という表現を、家族の基礎的な単位として使い始めたのが始まりとされています。
私たちもよく使う「核家族」という表現は、アメリカの人類学者が使い始めた英語の直訳だったんです。ちなみに「核家族」と対照的な大家族は英語では「extended family」となります。
今回はすべて覚えてしまった方がよいです。余裕がない人も、せめて「nuclear weapon(核兵器)」「nuclear family(核家族)」ぐらいは押さえておきたいです。
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