学校で試験が終わった後に「お疲れ様」。お昼に同僚に出会った時の「お疲れ様」。仕事帰りに同僚に対して「お疲れ様」。私たちは日常的に「お疲れ様」という表現をよく使います。
実は中国語には「辛苦了(xīnkǔle)」という「お疲れ様」とイコールの単語があるのですが、残念ながら英語にはありません。
日本語ネイティブである我々は普段意識せずに使っていますが「お疲れ様」という表現には「よろしくお願いします」と同様に、様々な意味が込められています。
そのため英語で「お疲れ様」を表現するには、状況に応じて様々な表現に置きかえる必要があります。英語で「お疲れ様」はどのような表現が可能なのでしょうか。
こんな表現を使います
「お疲れ様」という単語に職場や共同作業の場で使われます。大きく分けると、①労いの声かけ、②仕事中の軽い挨拶、③仕事が終わった後の挨拶、として使われます。それぞれ、どんな言い方ができるか見ていきましょう。
①労いの声かけ
■ Good job:上出来だ
■ Well done:よくやった
■ It was great:よかった
■ You did it:よくやった
②仕事中の軽い挨拶
■ Hi/Hello:やあ、こんにちは
■ Good afternoon:こんにちは
③仕事後の挨拶
■ Have a nice day:良い日を
■ See you:またね
■ Good night:おやすみ、じゃあ
■ Take care:お元気で
こんな言い方ができます
①労いの声かけ、②仕事中の軽い挨拶、③仕事が終わった後の挨拶。それぞれを例文に当てはめてみると、このようになります。
①労いの声かけ
■ I’ve heard that you have done the project. Good job!
(あのプロジェクト終えたって聞いたよ。お疲れ様!)
■ You’ve got the contract from ABC company. Well done!
(ABC社との契約が取れたのか。お疲れ様!)
■ I saw your performance. It was great.
(あなたの演劇見たわよ。お疲れ様。)
■ It was a really good shot、you did it!
(いいショットだったよ、お疲れ様!)
②仕事中の軽い挨拶
■ Hi! Are you going to lunch?
(お疲れ様!お昼に行くのかい?)
■ Hello! Let’s go to take a puff.
(お疲れ様!一服行こうぜ)
■ Hi! Good afternoon.
(やあ!お疲れ様。)
③仕事後の挨拶
■ I go home first. Have a nice day.
(先に帰ります。お疲れ様です。)
■ Thanks you for coming today. See you.
(今日は着てくれてありがとう。お疲れ様。)
■ You go home now? Good night.
(もう帰りますか?お疲れ様です。)
■ You must be so tired. Take care.
(今日は大変だったに違いない。お疲れ様。)
補足
「お疲れ様」は仕事帰りや学校帰りに使われる事が多いのですが、その他にも様々なニュアンスで使われています。
普段は、私たちはこのフレーズを無意識に使っているため、急に英語にしようとすると難しいと感じますよね。
こういった表現になれるためには、実際に使える場面を増やして使っていくに限ります。相手が大掛かりなプロジェクトを終えたら「good job」「well done」。仕事中にすれ違う際は「hello」「good afternoon」。仕事が終わったら「Have a nice day」「see you」。
こられの表現が自然と口から出てくるように回数を重ね慣らしていくのが理想的です。
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