「しまった、もしかしたら~だったかも。」「やばい、たぶん~だ。」
このように驚いたとき。入社面接、入試面接、或いは人前で話すときなど、すごく緊張する出来事がある時、私たちは「冷や汗をかく」という表現を使います。
「冷や汗をかく」とは、どきどきしたり、はらはらしたり、気が気でなかったり、そんな様子を言う表現ですよね。
通常わたしたちは暑いとき汗をかきますが、極度の不安やストレスなどの精神状態になったときも、体内の交感神経が過敏に働き、その結果汗をかきます。その汗の事を「冷や汗」と表現して、「冷や汗をかく」と言いいます。
もちろん英語圏の人々も人間ですので冷や汗をかくこともあります。「冷や汗をかく」は英語ではどのように表現したらよいのでしょうか。
こんな単語や表現を使います
■ cold/flop sweat:冷や汗
■ break into ~:急に~の状態になる
■ come out in ~:~な状態にな
こんな言い方ができます
■ She woke up in a cold sweat.
(彼女は冷や汗をかいて目覚めた。)
■ I was in a flop sweat when I saw the exam papers.
(試験問題を見たとき冷や汗をかいたよ。)
■ He broke into a cold sweat.
(彼は冷や汗をかいた。)
■ She must have broken into a flop sweat.
(彼女は冷や汗をかいたに違いない。)
■ You might come out in a cold sweat If you buy cryptocurrency now.
(いま仮想通貨を買ったら貴方は冷や汗をかくかもしれない。)
■ I think FX traders come out in a flop sweat regularly.
(FXのトレーダーは定期的に冷や汗をかいていると思う。)
補足
「冷や汗」は日本語から英語への直訳で「cold sweat」と表現できます。「flop」は大失敗の意味で「flop sweat(失敗の汗)」で「冷や汗」と表現することもできます。
「冷や汗をかく」の「かく」という表現は「be in cold/flop sweat」という表現ができますが、最もよく使われているのは「break into」です。「汗が出てくる」というイメージしやすい表現「come out in」もよく使われます。
しかし「冷や汗をかく」という表現に関しては「break into」の方が使われる頻度が高いので、「冷や汗をかく= broke into a cold sweat」とイディオムで暗記してしまった方がよいでしょう。
コメント