間接的な日本人と直接的な外国人。どの場所、どのユニットに住んでいるかという事が最も大切な事項であると捉えると、その特徴は住所の書き方にも表れています。
日本語と英語の住所の書き方は、どう違うのでしょうか。
住所の書き方のルール
そこまで深く考えたことはないかもしれませんが、日本語の住所は、広い単位→狭い単位(都道府県→市→区町村)というルールで住所は書かれます。
一方英語では住所は、狭い単位→広い単位(区町村→市→都道府県→国)というルールで書かれます。
また「~市、~区、~町、~村」の単語は、省いても、ローマ字で表記しても、英語に訳してもOKです。たとえば大阪市の場合は「Osaka」「Osaka-shi」「Osaka city」、中央区の場合は「Chuo」「Chuo-ku 」「Chuo ward(区)」などなど。好きなように書いてOKなんです。
住所の書き方の比較
例を挙げて日本語と英語の住所の書き方を比較していきましょう。
たとえば東京の世田谷区役所の住所を英語にすると、こうなります(区市町村はそれぞれ日本語のローマ字で当てる方法で書いています)。
〒154-0017
東京都 世田谷区 世田谷 4-21-27
4-21-27 Setagaya, Setagaya-ku, Tokyo
154-8504, JAPAN
もう一つ例を見てみましょう。神奈川区役所の住所を英語にすると、こうなります。
〒221-0824
神奈川県 横浜市 神奈川区 広台太田町3−8
3-8 Hirodaiota-chō, Kanagawa-ku Yokohama-shi, Kanagawa-ken
221-0824, JAPAN
海外から日本へ荷物を郵送したり、日本から海外へ郵送する場合は「JAPAN」の部分を大文字で書いてあげると親切だと思います。
補足
案外簡単だと思いませんか。国によってはユニットの前に道(Street)を書いたりする所もありますが、具体的なユニット番号と郵便番号さえ合っていれば問題はないです。
最初は慣れないかもしれませんが、英語で住所を書く機会が多い人は、このルールを理解すればすぐに慣れるはずです。
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