当サイトでは税金の英語表現について取り上げたことがあります。一般的な消費税、所得税、法人税などから、マイナーな狩猟税、石油税、ゴルフ場利用税まで、さまざま紹介しました。
税金お種類があり過ぎて、公的機関はいかにして国民からお金を徴収するかしか考えていないのかと思わされますよね。
しかし税金の中でも、私たちが節税として利用できるものもあります。すごくお得だと時折ネットを騒がし、徐々に知名度が高まってきているその税金とは、「ふるさと納税」です。
「ふるさと納税」とは、自分が住んでいる場所に限らず、日本の都道府県・市区町村の好きな地域に納税できるシステムのこと。納税した額は確定申告すれば、自己負担額の2,000円を除き控除されます。つまり実質は、地方自治体に対しての寄附のようなもの。
しかも、納税した額によって、納税した地域の特産品や特典などが受けられるため、実質2,000円で好きな地方自治体のサービスが受けられる、と人気が高まってきているんです。具体的なサービスは以下のサイトから確認できます。
海外ではこのような制度があるとは聞いたことはありませんが、外国人に聞かれることはあるかもしれません。英語で「ふるさと納税」と言いたい場合は、どのような表現が可能なのでしょうか。
こんな単語や表現を使います
■ hometown tax (payment system/program):故郷納税、ふるさと納税
■ tax payment to your favorite town:好きな地域への納税
こんな言い方ができます
■ Hometown tax is a system that allows you to contribute to rural areas in Japan.
(ふるさと納税はあなたが日本の地方に貢献できるシステムです。)
■ The hometown tax payment program began in 2008.
(ふるさと納税は2008年に日本で始まった。)
■ I take advantage of the hometown tax payment program every year.
(毎年ふるさと納税を利用しています。)
■ If you make tax payment to your favorite town, you can get awesome gifts.
(ふるさと納税をしたら、素晴らしい特産品がもられるよ。)
補足
「ふるさと納税」は日本にしかない比較的あたらしいシステムです。英語で表現するなら「hometown tax(故郷税)」がしっくりきます。
税金というよりは寄附のシステムなので「payment system/program」をつけてやると分かり易くなります。好きな地方自体へ支払える税金でもあるので「tax payment to your favorite town」とすることも可能です。
長い表現になると覚え難いので、とりあえず「hometown tax」と覚えて慣らしていくのがよいでしょう。
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