実践的に英語を使いはじめると、学校では習っていないけど日常会話ではよく使う表現があることに気付きます。今まで紹介したような「そうなの」「ぶっちゃけ」「どうでもいい」などもそれに当たります。
今回は自分が一通り話し終えた時やレストランで注文し終えた時に使える表現「以上です」。マンツーマンでの会話やスピーチなどで、言いたい意見やストーリーなどを言い終えて、もうこれ以上伝えたい内容がないときや、レストランなどでこれ以上頼みたい注文がないとき、「以上です」とよく言いますよね。
海外に出たり外国人と会話している時も、必ず「以上です」と言いたい場面に遭遇することでしょう。このような「以上です」は英語ではどう表現したらよいのでしょうか。
こんな単語や表現を使います
■ That’s all:以上です
■ That’s it:以上です
こんな言い方ができます
■ A:Is there anything else I can get you? B:That’s all for now.
(A:何か他に欲しいものはありますか。B:今のところは以上です。)
■ That’s all for today. See you at the next lesson.
(今日は以上です。それではまた次回のレッスンで。)
■ A:Is there anything else? B:No, that’s it.
(A:他に何かございますか?B:いいえ、以上です。)
■ We might order some more later but that’s it for now.
(あとでまた注文するかもしれませんが今のところは以上です。)
補足
「以上です」は「That’s all」「That’s it」の2通りの言い方しかありません。「That’s it」は「That’s all」よりも少しくだけた表現ですが、それ以外には殆ど違いはないです。
「That’s it」はシラブルが短いので言い易く、使えば使うほど癖になる表現です。きちんとした英語の基本を押さえず、くだけた表現だけ覚えて多用するのは本末転倒です。
しかし日本人は、英語の基礎は押さえいるけど、アウトプットの機会が少ないために喋ることができない人が多いです。そのような人は「That’s it」のようなくだけた表現を多用して慣らしていくとよいでしょう。
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